UFC Fight Night267の第3試合は、当初ウェルター級予定だったフィル・ロウ対ジャン・ポール・レボスノヤニの一戦。ロウが計量1ポンドオーバーとなりキャッチウェイトで実施された。判定はスプリット29-28、29-28、29-28でレボスノヤニがUFCデビュー戦を勝利した。
試合・カード概要
- 大会:UFC Fight Night267
- カード:第3試合
- 対戦:フィル・ロウ vs ジャン・ポール・レボスノヤニ
- 階級:ウェルター級予定(ロウが1ポンドオーバー、キャッチウェイト)
- スタンス:ロウはオーソ、レボスノヤニはサウスポー
- 身長差:レボスノヤニはウェルター級では小柄で、ロウとの身長差が大きかった
- 事前オッズ:ロウ2.75倍、レボスノヤニ1.49倍(レボスノヤニがフェイバリット)
- Tapologyランキング(ウェルター級76人中):ロウ47位、レボスノヤニはランク外(UFC初参戦)
- 代役出場:当初オースチン・ヴァンダーフォードが出場予定だったが、約3週間前に欠場し、ロウが代役として参戦
選手プロフィール(事実)
フィル・ロウ
- 年齢:35歳
- UFC戦績:4勝4敗(KO勝利4)
- MMA総合:11勝6敗(KO7、一本4)
- 勝利はすべてフィニッシュ
- リーチ:204cm(ウェルター級で2番目に長い)
- 特徴:リーチを活かした打撃、下からの寝技
- 前戦:昨年11月、コ・ソクヒョン(コリアン・タイソン)戦で判定負け
ジャン・ポール・レボスノヤニ
- 年齢:27歳
- UFC戦績:デビュー戦(本試合前は未勝敗)
- MMA総合:9勝2敗(KO3、一本5)
- 父:ジムオーナー兼MMAコーチのノノ・レボスノヤニ(柔術はエリオ・グレイシー系)
- 父はホイス・グレイシーの指導経験あり
- 物心がつく前からMMAトレーニングを開始
- 柔術:10歳でジュブナイル部ノーギワールド優勝、11歳からホイス・グレイシーに師事、黒帯
- 2019年、プロ3戦目(20歳)でスパイク・カーライルに1RKO負け(MMA初黒星)
- LFAでキャリアを積む
- 昨年9月のDWCSで左ハイから右フックの1RKO勝利、UFC契約
試合結果
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 勝者 | ジャン・ポール・レボスノヤニ |
| 方法 | 判定(スプリット) |
| スコア | 29-28、29-28、29-28(2票対1票でレボスノヤニ) |
| ラウンド | 3R制限 |
第1ラウンドはレボスノヤニがテイクダウンからハーフガードでの肘などでグラウンドを支配し、ロウは立ち上がる場面もあったが再び寝技でコントロールされた。スタンドではロウの打撃も見せたが、ラウンドはレボスノヤニが取った。
第2ラウンドは序盤レボスノヤニのテイクダウンが切られる場面があったが、レッグダイブやシングルレッグでケージ際まで押し込み、後半にテイクダウンを決めた。ロウはケージを使って立ち上がろうとしたが、レボスノヤニが立ち上がり際の打撃やパウンドも見せ、ラウンドはレボスノヤニが取った。
第3ラウンドは打撃の攻防の後、レボスノヤニがタックルからテイクダウン、袈裟固めからバックを狙いリアネイキドチョークを試みる。ロウは外して立ち上がったが、ダースチョークも切られた。タイムアップまで打撃の応酬があり、ラウンドはレボスノヤニが取った。3ラウンドともレボスノヤニが取った一方、公式判定は29-28ロウの票も含むスプリットだった。
関連トピック
- レボスノヤニはUFCデビュー戦で中堅のロウ(UFC8戦・勝率5割)を下し、スプリット判定勝利
- ロウはヴァンダーフォード欠場に伴うスクランブル代役出場
キャッチウェイトで行われた第3試合は、グラウンドとテイクダウンを軸に3ラウンドを制したレボスノヤニが、スプリット判定でUFC初勝利を挙げた一戦となった。
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